街の小さな薬局が消える!? 財務省の締め付けと薬剤師会の対抗策

2026.9

A:「ねえ、東京都薬剤師会が都内の薬局を対象に実態調査を始めるってニュース見たんだけど、あれ何のためにやるの?」

B:「あー、あれね。一言で言うと『都市部の小さな薬局を守るための反撃のデータ集め』だよ。いま、国や財務省から都市部の薬局への風当たりがめちゃくちゃ強くてさ」

A:「風当たりって、どんな?」

B:「2026年度の改定で、都市部に新しくできた門前薬局の報酬を減らす『立地依存減算』って仕組みが入ったのね。しかも財務省側は『次はすでにある既存の薬局も減算対象にしろ』とか『エリアも広げろ』ってグイグイ攻めてきてるわけ」

A:「ええ、それって病院のすぐ前にあるような薬局が狙い撃ちされてるってこと?」

B:「そう。『特定の病院の処方箋ばかり受けてる小規模薬局は、集約して数を減らせば医療費も浮くでしょ』っていうのが国の言い分なんだよね。でも現場からすると、『ただ処方箋をさばいてるだけじゃない!』って強い危機感があるわけ」

A:「なるほどね。じゃあ、今回の調査で何をアピールしたいの?」

B:「まさに数字の表面には出ない地域への貢献度だよ。たとえばこんなところを調べて可視化する予定なんだ」

・休日や夜間、緊急時の対応: 困ったときに開いてるか
・災害時の備え: いざというときの医薬品供給体制があるか
・地域サポート: 住民の相談に乗ったり地域包括ケアに関わっているか

A:「たしかに、特定の病院の薬をメインで扱ってても、夜間に開いてたり災害時に頼れるなら、近所の人にとっては立派なインフラだもんね」

B:「まさにそこ!だから都薬は東京だけじゃなくて、同じ悩みを抱える大阪とか神奈川(横浜・川崎・相模原)みたいな大都市圏の薬剤師会ともタッグを組む方針なんだよ」

A:「大都市連合でデータを集めて、国に『現場はこうだぞ』って突きつけるわけだ」

B:「その通り。小規模薬局ならではの存在意義をしっかりデータで証明して、次の報酬改定や政策提言でやり返そうぜ、っていう動きなんだよね」