【警告】正規ルート以外は命取り――製薬大手と厚労省が追う違法医薬品ルート

2026.9

A: 最近よくSNSで「GLP-1ダイエット」とか見かけるけど、薬がネットで簡単に買えちゃうのって、実際どうなの?

B: それ、めちゃくちゃ危ないんだよ。厚労省や製薬大手の日本イーライリリーもかなり本気で警告を出していてね。治療効果が出ないどころか、最悪の場合は命に関わる健康被害が出るリスクがあるんだ。

A: え、命に関わるの!? でも日本って薬のチェックが厳しいイメージあるけど……。

B: 病院や調剤薬局を通す「正規ルート」は確かにしっかり守られてるよ。問題はネットやSNS、フリマアプリでの個人間取引なんだ。厚労省によると、糖尿病治療薬の「マンジャロ」が無許可で売られて書類送検されたケースも実際に出てる。温度管理も品質保証もされていないから、保管状態すら怪しいんだよね。

A: 個人売買はさすがに怖いね。ネットパトロールとかはやってないの?

B: もちろんやってるよ。相談窓口の「あやしいヤクブツ連絡ネット」に加えて、今年度からはSNSも監視パトロールの対象に広げて、違法販売の早期発見に動いてるみたい。

A: 製薬会社側もかなり困ってるんじゃない?

B:もう一企業でどうにかできる限界を超えてるらしいよ。イーライリリーの人によると、人気が出すぎて世界中で品薄になってることや、国ごとの価格差を狙って、SNS経由で違法サイトに誘導する手口が世界60カ国以上で横行してるんだって。

A: 世界規模なんだ……。その偽造品って、具体的に何が入ってるの?

B: 調べてみたら、有効成分がまったく入ってないスカスカのものもあれば、量がデタラメだったり、別の成分や謎の不純物・添加物が混ざってた事例もあるらしい。さらに怖いのが、一部の美容クリニックが海外から独自に個人輸入した薬の中に、正規の製造工程じゃ絶対にあり得ない不純物が入ってたケースまであったんだって。

A: クリニックが輸入したものにまで!? それは素人じゃ見抜けないよ……。

B: そうなんだよね。だからメーカー側も、買い取り調査や警察・税関との連携を強化してる。今後はAIを使ったさらに巧妙な偽造品が出てくる恐れがあるから、スマホとかで本物かどうかをその場で確認できる「デジタル追跡技術」の普及を急いでるんだ。とにかく、SNSで手軽に買えるような薬には手を出さないのが一番だよ。