OTC類似薬の保険適用、議論平行線~3党協議

2025/04/20

登場人物

  • Aさん(質問役): ニュースの内容を詳しく知りたい人
  • Bさん(説明役): ニュースの内容をわかりやすく解説する人

Aさん: ねえねえ、ニュースでやってた医療費のやつ、OTC類似薬の見直しって何のこと?なんか3つの政党が揉めてるみたいだけど、全然わかんないんだよね。

Bさん: ああ、あれね!簡単に言うと、ドラッグストアで買える市販薬と、病院で処方される薬で、中身の成分とか量がほとんど同じものがあるじゃない?それが「OTC類似薬」って呼ばれるものなんだ。

Aさん: へー、そうなんだ。アレグラとかもそうなの?記事に出てたよね。

Bさん: そうそう!、アレルギー性鼻炎治療薬「アレグラ」の(一般名:フェキソフェナジン)とかが例にあがってたよ。で、日本維新の会が、「こういうOTC類似薬って、わざわざ病院で処方してもらう必要なくない?保険のお金を使うのはもったいないから、保険の対象から外すべきだ!」って言ってるんだ。

Aさん: なるほどね!確かに、ドラッグストアで買えるなら、わざわざ病院行かなくても済むもんね。でも、なんで自民党と公明党は反対してるの?

Bさん: そこがミソなんだよね。自民党と公明党は、「もし一律に保険から外しちゃったら、お年寄りとか子供、それに持病のある人が困るんじゃないか」って言ってるんだ。「お金がないから必要な薬を買えなくなって、病気が悪化する人も出てくるかもしれない」って心配してるみたい。

Aさん: ああ、それは困る人もいるかもね。確かに、いつも病院で薬もらってる人からしたら、急に全部自分で払うのは大変だもんね。

Bさん: そういうこと!だから、与党の二つの政党は、「保険料が上がりすぎないように頑張ることは大事だけど、どういう制度にするかは、専門家とか患者さんの意見も聞かないとダメだよ」って言ってるんだ。

Aさん: ふむふむ。じゃあ、維新は与党の意見をどう思ってるの?

Bさん: それがまた手厳しいんだ。「与党の案は、ただ問題点を並べてるだけで、具体的な解決策が全然ない!OTC類似薬の見直しに全然やる気がないんじゃないか!」って、かなり怒ってるみたいだよ。

Aさん: ええー、そんなに!?なんか、意見が全然違うんだね。

Bさん: そうなんだよ。維新の議員さんも、「こっちが具体的な効果を示しても、与党は例外的なケースばかり出してきて、全然話が進まない」って言ってるみたい。

Aさん: うーん、それは困ったね。結局、今回は何も決まらなかったの?

Bさん: そうみたい。後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用を促すための加算っていうのも見直そうって話が出たんだけど、これも与党側が「必要だ!」って言って、平行線のままだったみたい。

Aさん: ジェネリック医薬品ね。あれも医療費を抑えるためには大事だって聞くけど。

Bさん: そうそう。で、維新は次の話し合いで、保険の対象から外せる具体的な薬の名前をちゃんと示すように、与党に求めたらしいよ。

Aさん: なるほどね。なんだか、それぞれの立場があって、なかなか難しい問題なんだね。

Bさん: 本当にね。医療費を抑えるのは大事だけど、困る人が出ないようにしないといけないし。今後の話し合いで、どういう結論が出るか、注目だね。

Aさん: うん、ありがとう!なんとなく、ニュースの内容がわかったよ!