薬剤師が口を守る?日仏共同プロジェクトの舞台裏

2025.12

A(質問役): ねえねえ、最近のニュースで見たんだけど、日本の薬剤師さんが「口腔ケア」で世界から注目されてるって本当?薬剤師さんって、処方箋を見てお薬を出してくれる人だよね?

B(説明役): そうそう!でも今、その役割がグッと広がってるんだよ。実は日本で開発された「薬剤師向けの口腔ケア教育プログラム」が、フランスとの共同研究にまで発展してるんだ。

A: へぇー、フランスと!でも、お口のケアって歯医者さんの仕事じゃないの?

B: 普通はそう思うよね。でも、実は**「お薬の副作用」**で口内炎ができたり、口が渇いたりすることって多いんだ。薬剤師さんは薬のプロだから、副作用の初期症状に一番早く気づける「第一発見者」になれるポテンシャルがあるんだよ。

A: なるほど!確かに、薬をもらう時に「最近、口の中が荒れたりしてませんか?」って聞いてもらえたら安心かも。

B: でしょ?具体的には、こんな取り組みが進んでるんだ。

国内での熱い取り組み

  • ペンライトで直接チェック: 2023年から、薬剤師が実際にペンライトを使って口の中を診る「フィジカルアセスメント」の研修が始まってるんだ。
  • 新しい資格の誕生: 2024年には「薬剤師4級・5級」っていう認定資格もできたんだよ。教育を標準化して、みんなが同じレベルでケアできるようにしてるんだね。
  • 歯医者さんへの橋渡し: 薬剤師さんがチェックすることで、「あ、これは歯医者さんに見てもらったほうがいいな」って判断して、受診を勧めるケースが増えてるんだって。

A: 薬剤師さんが「司令塔」みたいな役割もしてくれるんだね。それで、フランスとはどんなことをしてるの?

B: フランスでも、実は日本と同じような悩みを抱えてるんだ。医療現場の人手不足とか、薬剤師さんに口腔ケアの知識が足りなかったりとかね。

世界へ羽ばたく「日本式」教育

  • 抗がん剤の副作用対策: 東京薬科大学の研究で、eラーニングを使ったプログラムを導入したら、抗がん剤による「口腔粘膜炎」がハッキリと改善したんだ。
  • フランスでの共同研究: この成功モデルをフランスの制度に合わせて導入しようって動きが始まってる。日本の教育スタイルが、現地の患者さんのQOL(生活の質)を上げる助けになろうとしてるんだよ。

A: 日本の教育プログラムが輸出されるなんて、カッコいい!

B: 本当だよね。これからは「薬を渡すだけ」じゃなくて、「口の中までしっかり見て、必要ならケアや紹介もする」のが薬剤師さんの新しい当たり前になるかもしれない。山浦教授や吉田講師といった先生方も、これを世界標準にしようと張り切ってるみたいだよ。

A: 薬局に行く時の見方が変わりそう。今度行ったら、ちょっと相談してみようかな!