「箱出し調剤」って何?薬局のムダをなくす新ルール

2025.11

A(質問役): ねぇ、最近ニュースで「箱出し調剤」っていう言葉を聞くんだけど、あれって結局どういうことなの?

B(説明役): ああ、日本薬剤師会の岩月会長が熱く語ってたやつね!簡単に言うと、**「薬をシートでバラして数えるのをやめて、メーカーが作った箱のまま患者さんに渡しちゃおうよ」**って提案なんだ。

A: え、今はわざわざバラしてるの?

B: そうそう。例えば、メーカーは「1箱100錠入り」で売ってるのに、お医者さんの指示が「84錠(28日分)」だったりするでしょ?そうすると、薬局には中途半端に「16錠」余っちゃうんだよ。

A: あー、なるほど。その余った中途半端な薬はどうなるの?

B: それが問題でさ。全国の薬局でその「端数」を合わせるととんでもない量になるし、結局使われずに期限が切れて捨てちゃうこともあるんだ。今の日本は薬不足が深刻だから、このムダはかなり痛いんだよね。

A: もったいない!じゃあ、最初から「28錠入りの箱」を作ってもらえばいいんじゃない?

B: まさにそれ!岩月会長は「ヨーロッパみたいに、処方する日数と、箱に入ってる個数をピッタリ合わせようぜ」って製薬会社に働きかけてるんだ。ただ、全部一気に変えるのはメーカーも大変だから、まずは**「新薬」や「値段が高い薬」**から進めようって話になってる。

A: 効率的だね。でも、それだけで地域医療って守れるのかな?

B: 良いところに気づいたね。実は地方や離島だと、薬局を維持するだけでも大変なんだ。だから、「どこの薬局にどの薬がどれくらいあるか」っていうデータを共有して、地域全体で在庫を融通し合える仕組みも作ろうとしてる。

A: チームプレーで乗り切る感じだ。あ、そういえば「緊急避妊薬」の話も出てたよね?

B: 出てた!あれは「病気を治す薬」とはちょっと毛色が違うでしょ?だから、薬局がちゃんと責任を持って対応できるかどうかが、**「薬剤師って本当に頼りになる存在なの?」**って世の中から試されるチャンス(試金石)だって言ってるんだ。

A: なるほど。単に薬を渡すだけじゃなくて、これからの時代に合わせた「薬局のアップデート」が必要ってことか。

B: その通り!「日本中どこにいても、ちゃんと薬が受け取れる環境」を守るための、大きな作戦会議なんだよ。