在宅医療の「直送ルール」と「ポリファーマシー対策」って?

2025.11

A: ねえ、ニュースで見たんだけど、2026年の診療報酬改定で「在宅での医療」がいろいろ変わるって本当?

B: よくチェックしてるね!そう、中医協(国の会議)でかなり具体的な話が進んでるよ。特に「ガーゼとかカテーテル」の届け方と、「薬の飲みすぎ」を防ぐ対策がアツいんだ。

A: ガーゼとかって、今はどうやって届いてるの?

B: 今はね、基本的に薬局が在庫を抱えて、そこから患者さんの家に届けてるんだ。でも、これが結構キツいらしくて。

A: キツいって、人手不足とか?

B: それもあるけど、実は「お金」と「在庫」の問題が大きいんだ。ちょっとこの数字見てよ。

現場の悲鳴:逆ざやと在庫リスク

  • 31%が赤字: 仕入れ値が国からもらえるお金(保険償還価格)より高い、いわゆる「逆ざや」の商品が3割以上もあるんだ。
  • 在庫がパンパン: 在宅で使う材料って種類がめちゃくちゃ多いから、全部置いておくと薬局の棚も経営も圧迫しちゃうんだよね。

A: 売れば売るほど赤字になる商品が3割もあるなんて、薬局が潰れちゃうよ……。

B: でしょ?だから今回、**「メーカーや卸から患者さんの家に、直接送っちゃってOK!」**っていうルールをしっかり作ろうって話になってる。

A: おお、Amazonみたいに直送できるってこと?

B: イメージはそんな感じ!薬局に在庫がなくても、メーカーから直送できれば患者さんも早く手に入るし、薬局も在庫を抱えなくて済む。「三方よし」な改革だね。

A: それは助かるね。あともう一つ、薬の飲みすぎ対策についても言ってたよね?

B: そう、「ポリファーマシー(多剤併用)」対策だね。お年寄りとかだと、いろんな病院から山ほど薬をもらって、副作用が出ちゃうことがよくあるんだ。

A: あー、実家のおじいちゃんもテーブルの上が薬だらけだよ……。

B: 今までも、薬剤師さんが医師に「この薬、重複してるから減らしませんか?」って提案して成功したら報酬がもらえたんだけど、今回はさらに一歩踏み込むみたい。

A: どんなふうに?

B: **「お医者さんと薬剤師さんが、一緒に患者さんの家に行く」**っていうスタイルを、もっと評価しよう(報酬を上げよう)って案が出てるんだ。

A: 一緒に来てくれるの? それは心強い!

B: その場で医師と薬剤師が相談できれば、薬の調整もスムーズでしょ?「薬局の経営を支える」ことと「患者さんが安全に薬を飲める」こと。この2本立てで、在宅医療をもっと良くしようって動きなんだよ。